消えた100円
100円下さい。
こんばんは、山口です。100円下さい。
えー、というわけで、今回はいつもと趣向を変えまして、
クイズなぞ出してみようかなぁと、そう思うわけです。
このクイズは、実際に先日、僕もある方から出題されたクイズだったのですが、
不覚にも20分程、むむむ・・と悩んでしまいました。
そんなクイズなのですが、みなさまには分かるでしょうか。
(注)文章が長いので、飽きさせないように、趣向を凝らしましたところ、余計に長くなったので、えーっと、我慢して読んで下さい。
あるところに、1つの旅館がありました。
そこの旅館には、1人1泊1000円という激安なお部屋が1部屋だけ存在しました。
そこへ、Aさんがやってきて、1000円払って、その部屋に泊まりました。
しばらくすると、Bさんがやってきて、同じく1000円払って、その部屋に泊まりました。
つまり、AさんとBさんは相部屋となってしまったのですが、2人共安いので了解したのでした。
またしばらくすると、KONISHIKIさんがやってきて、同じく1000円払って、その部屋に泊まりました。
すると、どうでしょう。その部屋は3人での相部屋となったわけなんですが、
「1ツノ部屋ニ3人モ泊マルノハ、サスガニ狭イヨー」
とKONISHIKIさんが怒り出しました。
「それはお前がデカいからだ!」とAさんとBさんは思ったのですが、言えるはずもなく、
旅館の女将である薫さんに尋ねてみたところ、
薫「たしかに、この部屋に3人は狭いですね。
では、この部屋の代金を500円返金致しますので、
それで我慢して頂きませんか?」
と言う話になりました。
そこで、500円返金されましたので、3人はそれぞれ100円づつバックしました。
しかし、残りの200円は3人では割り切れないので、せめてものお返しに、ということで、残りの200円を薫さんに渡しました。
ここで、問題です!
KONISHIKIの現役時代の得意技は何だったでしょう?
えーっと・・、混乱を招きましたね・・。
まぁちなみに、答えは「突き・押し」なんですが、
話を戻しますと・・、
ここで、3人は100円づつ返金されましたので、1人あたり900円ということになりましたね。
つまり、900円×3人分=2700円。
そして、先程、薫さんに返したお金が200円です。
あれれ?100円足らない!
あら、不思議!魔訶不思議アドベンチャー!ですね!
みなさんには、この消えた100円の行方、分かりましたか?
[答え]
最初、旅館の宿泊費は3000円であり、500円まけてもらった。
しかし、300円分だけもらい、残りの200円は女将に返した。
ここで、900円×3人=2700円と返した200円を足してしまうと、
2900円となり、当初の3000円とは違う金額になってしまう。
しかし、ここでキーとなってくるのは、旅館の宿泊費はまけてもらった時点で、
3000円ではなくなっているということ。そして、200円の行き先である。
つまり、旅館の宿泊費は既に3000円という値段から2700円になっており、3000円について考えることは、この時点で一切なくなる。
この200円は、最初に旅館が提示した500円引きの値段2500円に足されるべきである。
そうすると、旅館が手にしたお金と3人が支払ったお金は等しくなり、成立するのである。
えーっと、このブログって、こんな真面目ブログでしたっけ・・。
(つД`)また見てね・・。